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みくと
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
旅行
自己紹介:
旅行をかねて全国のいろいろな美術館に行ってみたいです。
大学では芸術学を専攻しています。
まだまだ知識不足なので勉強中です。
近現代の芸術が好みで、宗教色の強いものは少し苦手です。
基本えり好みはしませんが、記事傾向の参考程度に。
大学では芸術学を専攻しています。
まだまだ知識不足なので勉強中です。
近現代の芸術が好みで、宗教色の強いものは少し苦手です。
基本えり好みはしませんが、記事傾向の参考程度に。
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アドニス
ギリシャ神話の神というのは、神と人間が非常に密接に関係しているし
神が相手に嫉妬したり、怒ったりということも多く、
非常に通俗的、良く言えば親しみやすいともいえます。
ゼウスに見初められたガニメデの話は有名だと思いますが
アドニスとはガニメデと同じく人間の青年の名前。
話を簡潔に書くと、
アドニスは美の女神ヴィーナスと豊穣の女神の娘で冥界の王ハデスの妃ペルセポネの
両人から寵愛されるという美青年でした。
二人の女神のもとでかわるがわる暮らしていたのですが、
ヴィーナスのもとにいるときに猪狩りに出かけ、
逆に猪にやられて死んでしまうというお話で
その彼が流した血が滴り落ちた地面から咲いたのがアネモネの花
ということなのだそうです。
↑のは私が読んだ本の話であって、
なんだか、ネット検索してみると、アドニスはミュラの木から生まれたとか
(私が見た本ではキプロス王の子とか書いてたんですが)
イノシシはペルセポネにそそのかれたアレスの化身だとかいろいろと載ってたので
諸説あるようです。
つまり、「アドニスの花」というここのタイトルはアネモネのことを言いたかったんです。
アネモネ↓

ギリシャ神話の神というのは、神と人間が非常に密接に関係しているし
神が相手に嫉妬したり、怒ったりということも多く、
非常に通俗的、良く言えば親しみやすいともいえます。
ゼウスに見初められたガニメデの話は有名だと思いますが
アドニスとはガニメデと同じく人間の青年の名前。
話を簡潔に書くと、
アドニスは美の女神ヴィーナスと豊穣の女神の娘で冥界の王ハデスの妃ペルセポネの
両人から寵愛されるという美青年でした。
二人の女神のもとでかわるがわる暮らしていたのですが、
ヴィーナスのもとにいるときに猪狩りに出かけ、
逆に猪にやられて死んでしまうというお話で
その彼が流した血が滴り落ちた地面から咲いたのがアネモネの花
ということなのだそうです。
↑のは私が読んだ本の話であって、
なんだか、ネット検索してみると、アドニスはミュラの木から生まれたとか
(私が見た本ではキプロス王の子とか書いてたんですが)
イノシシはペルセポネにそそのかれたアレスの化身だとかいろいろと載ってたので
諸説あるようです。
つまり、「アドニスの花」というここのタイトルはアネモネのことを言いたかったんです。
アネモネ↓
アドニスの絵
まずはジョン・ウィリアムウォーターハウス(1849~1917)

色々な絵を漁ってみたのですが、猪狩りに行くアドニスを引き留めようとする
ヴィーナスの絵が形式的なのか多かったのに対し
これはアネモネが咲いているところからもイノシシに激突された後でしょう。
しかし、それにしては危機感や悲愴感のようなものは見られませんね。
どうしてもアドニスがヴィーナスの口付けで目覚めたかに見えるのは私だけでしょうか。
ウォーターハウスについて詳しくは知らないのでこれ以上の言及は避けますが。
次の絵、すみません。どこからとってきたのかだれの絵か忘れました…。

せめて何世紀くらいの絵か覚えておけばよかったのですが。
さすがにウォーターハウスよりは前の時代だったと。
アドニスの肉体がたくましいです。腕のあたりなどすごい。
確かに弓を引くからそんな風になりそうですよね。
そばにしたがえる犬は2匹。詳しい方なら種類もわかるのでしょうが私は…
しかし、品種改良されている犬のような感じがしますよね。
これを考えるとそこまで古い時代ではないのでしょうか?(憶測ですみません)
最後に彫刻。 新古典主義のイタリアの代表アントニオ・カノーヴァ(1757~1822)

おそらく材質は白大理石でしょう。
見つめあうヴィーナスとアドニスが滑らかに掘りおこされています。
ギリシア彫刻を模倣した傾向の時代ですが、
それでいてやはりギリシア彫刻とは異なった雰囲気を漂わせています。
まずはジョン・ウィリアムウォーターハウス(1849~1917)
色々な絵を漁ってみたのですが、猪狩りに行くアドニスを引き留めようとする
ヴィーナスの絵が形式的なのか多かったのに対し
これはアネモネが咲いているところからもイノシシに激突された後でしょう。
しかし、それにしては危機感や悲愴感のようなものは見られませんね。
どうしてもアドニスがヴィーナスの口付けで目覚めたかに見えるのは私だけでしょうか。
ウォーターハウスについて詳しくは知らないのでこれ以上の言及は避けますが。
次の絵、すみません。どこからとってきたのかだれの絵か忘れました…。
せめて何世紀くらいの絵か覚えておけばよかったのですが。
さすがにウォーターハウスよりは前の時代だったと。
アドニスの肉体がたくましいです。腕のあたりなどすごい。
確かに弓を引くからそんな風になりそうですよね。
そばにしたがえる犬は2匹。詳しい方なら種類もわかるのでしょうが私は…
しかし、品種改良されている犬のような感じがしますよね。
これを考えるとそこまで古い時代ではないのでしょうか?(憶測ですみません)
最後に彫刻。 新古典主義のイタリアの代表アントニオ・カノーヴァ(1757~1822)
おそらく材質は白大理石でしょう。
見つめあうヴィーナスとアドニスが滑らかに掘りおこされています。
ギリシア彫刻を模倣した傾向の時代ですが、
それでいてやはりギリシア彫刻とは異なった雰囲気を漂わせています。
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