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プロフィール
HN:
みくと
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
旅行
自己紹介:
旅行をかねて全国のいろいろな美術館に行ってみたいです。
大学では芸術学を専攻しています。
まだまだ知識不足なので勉強中です。
近現代の芸術が好みで、宗教色の強いものは少し苦手です。
基本えり好みはしませんが、記事傾向の参考程度に。

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月へのプロジェクト
 
 アポロ11号が実際に月に行ったということを科学的根拠から説明することも容易なことなのだが、この偉業を成し遂げるまでにどれだけの失敗と犠牲があったのかを知れば、人類が月に行ったという事実を感覚的に理解していただけるに違いない。
 マーキュリー計画は世界初の有人飛行を目指した計画だった。無人飛行20回、有人飛行6回、有人飛行の宇宙船にはすべて「7」という数字がふりあてられている。そのうち、アラン・シェパードののる「フリーダム7」が有人弾道飛行、ジョン・グレンの乗る「フレンドシップ7」が有人周回飛行に成功している。この計画で飛行士と宇宙船を無事に地球に戻すシステムを確立した。
 ジェミニ計画は、主として月へと飛行するために重要なランデブーとドッキングの実験のための計画だった。ランデブーとは接近飛行、ドッキングとは連結のことであり、宇宙船の軌道そのものを変えられる当時としては画期的なシステムだった。このジェミニ計画の最中に宇宙飛行士が宇宙空間に実際に出る船外活動も行われた。
 アポロ計画は実際の月面着陸を目的としていた。アポロ一号の火災という悲惨な事故をうけて飛行士の安全を守るためのシステムが強化され、8号では初めて月面の裏を見ることに成功し、アポロ11号でとうとう人類は月面に立つことに成功した。その後、ミッション中に事故の発生したアポロ13号を除き、アポロ17号までのべ12人が月面に足跡を残すこととなった。
 
科学者たちと小説
 
 宇宙開発には欠かせない6人の人物がいる。ソ連のコンスタンティン・ツィオルコフスキー(1857~1935)は、人間がロケットで宇宙に行けることを理論的に証明し、宇宙ステーションや軌道エレベーターなどを着想、「宇宙開発の父」として知られている。アメリカのロバート・ゴダード(1982~1945)はそれまでの固体燃料ロケットから、打ち上げ後も制御可能な液体ロケットの開発に取り組んだ。彼の開発や理論は先進的だったため、当時ではその業績はなかなか受け入れられなかったが、後に見直され現在では「近代ロケットの父」と呼ばれている。ドイツで活躍したヘルマン・オーベルト(1894~1989)は宇宙飛行の原理などについての著書を記し、フォン・ブラウンにも影響を与えている。また、宇宙旅行協会の2代目会長となった、ロケット工学の先駆者といえる人物だ。
 第二次世界大戦頃から、2人の人物が頭角を表わしてくる。ソ連のセルゲイ・コロリョフ(1907~1966)、彼は死ぬまで存在は公にされなかったほどの重要人物でスプートニクを打ち上げたR-7ロケットやガガーリンの乗ったボストークA-1ロケットなど、重要なロケットはすべて彼が開発したといっても過言ではない。その彼の好敵手となったのが、フォン・ブラウンだ。第二次大戦中世界初の液体燃料ロケットV2を開発した。ドイツ敗戦後は、アメリカに亡命しその才能を発揮、彼の開発したロケットにより、数多くの衛星や宇宙船が打ち上げられた。そして、コロリョフの死後、フォン・ブラウンの開発したサターンV型で、アポロ11号が打ち上げられることとなる。
 そして、これらの科学者を魅了したのが1865年に発行されたジューヌ・ベルヌ(1828~1905)のSF「月世界旅行」だった。大砲の弾で月まで行って帰ってくるという話なのだが、ツィオルコフスキーやゴダードなどが愛読したことが知られており、多くの人々がこの作品に影響されたことは間違いないだろう。
こうして、空想の産物だった宇宙旅行は現実のものとなっていく。
 
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