大学では芸術学を専攻しています。
まだまだ知識不足なので勉強中です。
近現代の芸術が好みで、宗教色の強いものは少し苦手です。
基本えり好みはしませんが、記事傾向の参考程度に。
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国立西洋美術館で観てきたわけですが、
なんと今神戸に来ているそうじゃないですか!
そっちのほうが断然近いという…。
まぁ、東京で見たのはたまたまでしたし、
もし仮に観ていなくて神戸に来たとしても観にいったかどうかは
疑問なところなのでよいとしましょう。
正直、美術館に行った時コローって誰なのと思った人がここに一名(笑)
http://www.corot2008.jp/index.html
ルーブルからかなり来ていたようですね。しかし、作品数の多いこと多いこと。
100点はありました。他の作家の作品も交じっていたので実際はそれほど多くないかもしれませんが。
私の好きなシニャックの絵もあって非常に嬉しかったですね。
さて、感想ですが 前面に広告しているのは真珠の女ですが、(後述)
人物画よりも、風景画のほうがかなり多いです。
どれも繊細で美しい。…もう少し、気の利いた事をかければいいのですが。
そして、最後のほうに展示してあったのが「真珠の女」。
どこの情報源かは忘れましたが、コローは金で人物画を描く人ではなかったそう。
美術館の解説には、あとから右胸の部分をはだけさせたと書かれていました。
最近の分析ではそのようなことまでわかってしまうんですね。
わたしが実際に観た感想ですが、(1か月ほど前なのでずいぶんと記憶が薄れています)
印象に残ったのは、頭飾りといいましょうか、
この上の画像だとまったく見えないのですが、
髪の上に、キラキラした飾りがついていて、それが、
どの方向から見ても光って見えるんですね。
後に付け加えたものなのでしょうか、わざと光るように工夫していたのでしょうか。
そのあたり気になるところです。
あと、指が美しかったです。上品だった。
少ないからこそ人物の絵が気になるのか。
青いドレスの女性
これも、それなりに気になった作品でした。
先ほどの絵はコローが死ぬまで大切に所有されていたそうですが、
この絵は完成とともにすぐ他の人のもとに移ったそうです。
こうみると、やっぱり人物が主のように見えますが、
もう一度言っておくと、この二点以外はほぼ風景画といっても
過言ではなかったです。観ていて癒されました。